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インシデントはチャンスだ!頑張れ新人看護師

インシデントはチャンスだ!頑張れ新人看護師

憧れの看護師になったのにもかかわらず、失敗ばかりの毎日。特に、過去にやってしまったインシデントがトラウマでしかたないという新人看護師はいませんか?

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もう既にインシデントを起こしてしまったという新人看護師はいますか?
新人看護師のなかには、インシデントを何度も繰り返し起こしてしまい、患者さんや先輩看護師に申し訳なく、私はこれからどうすればいいんだろうと悩んでいるような方もいます。
ちなみにその看護師は自分が無知で無力であること、先輩看護師から怒られ、病院での居場所がなくなり、涙を流していました。

そんな新人看護師が今後どうしたら笑って病院に行くことができるのか、どのようにして克服できたのかをご紹介します。
今後に役立てるかと思いますので、是非参考にしてみて下さい。

【隠してはいけない!新人看護師のインシデントはチャンスだ】

まず私が伝えたいことは「そんなに自分を責めないで」ということです。
当然、病院でのミスは患者さんの命に関わる可能性もあるので、ミスを起こさないことが一番です。しかし、働き出して1年未満の看護師の皆さんに絶対にインシデントを起こすなという病院や先輩看護師は間違っています。
なぜならインシデントを起こしたことがないと自信を持っていえる看護師はいないからです。看護師として働く以上、インシデントはどんなに気をつけていても起こってしまうものなんです。

インシデントはあなたが成長する大きなチャンスです!

インシデントを起こさずに仕事が出来るなら、それはそれで良いのですが、インシデントを起こした後のあなたの行動が重要です。
インシデントを起こしたことを認め、隠さずに報告をしましょう。
一番お勧めなのは、自分でインシデントレポートを書くことです。
もし、発見者がインシデントレポートを書く病院ならば、自分のノートになぜ起きてしまったのか、同じインシデントを繰り返さないようにするにはどうしたらいいのかをまとめましょう。
インシデントレポートは決して反省文ではありません。
新人看護師がもっと楽しく職場にいけるようになるためには、失敗を認め、改善をして、成長することです。もっと仕事が楽しくなるために、インシデントレポートは真剣に書きましょう。

もし、それでも仕事が辞めたいんだという新人看護師に一言。
「手が震えるほど、職場に行きたくない、その気持ちが大切です」
それだけ今の仕事に誇りや責任を持っているからこそ、行きたくないなと思うのではないでしょうか。
ミスをしてもケロッと切り替えられる看護師よりも、あなたの方が素晴らしい看護師になれますよ。

【そもそもインシデントとは】

 新人看護師や実習生によくあることなのですが、プリセプターからインシデントを起こさないようにとは言われたものの、「そもそもインシデントとは何なのか」「インシデントとアクシデントの違いは何なのか」を理解している新人看護師は少ないようです。
インシデントレポートを記入する際にも、役に立つ事なので、理解しておきましょう。

ますインシデントとは「実際には事故につながらなかったが、可能性として、重大な事故になっていたかもしれない事態のことを意味します。
ちなみに、医療の現場ではヒヤリ・ハットとも言われていますよね。

ここまでは分かっていてもどこからがアクシデントになるのかと言われて明確に説明できる看護師はあまり多くはいません。
インシデントはミスをしたけれど、事故にはならなかったものを言います。未遂ですね。
一方、アクシデントはミスを起こした結果、事故になってしまったものを言います。

実際に看護師に一番多い、与薬に関するインシデントとアクシデントの違いを紹介します。

インシデント:・患者さんに、決まった時間に与薬をするのを忘れてしまったが、患者さんの容態に変化は見られなかった。
       ・患者さんに、誤った与薬をしてしまったが、患者さんの容態に異変は見られず、観察の強化を行なった。

アクシデント:・誤った与薬をした結果、容態が悪化してしまったが、経過観察後、容態は回復した。

このように、ミスによって患者さんの容態が悪化してしまったとなると、違いは分かりやす
いのですが、現状の医療においてインシデントとアクシデントの境界線は曖昧です。
病院の組織ごとにインシデントやアクシデントに対しての取り扱いについて確認をするこ
とが重要なのですが、新人看護師はまずはプリセプター等に確認をしましょう。

【やってしまいがち、新人看護師のインシデント事例】

ついついやってしまいがちなインシデントってありますよね。
特に内服・点滴・のインシデントを起こしてしまう看護師は多いのではないでしょうか。
どのようなインシデントを起こしてしまったのか、どのような心がけが必要なのかをご紹介します!

<内服>

・配薬を間違えた(別の人の薬をわけてしまった)
 ・用法を間違えた(朝、昼、夕、眠前を間違えた)
 ・用法の違いを知らずに間違えた(食直前、食前、食後、食間)
 ・検査で中止すべき内服を投与してしまったり、開始になっていた薬を飲ませなかった

内服で起こるミスは大抵ここに当てはまるのではないでしょうか。
薬の中身を覚えることは難しいことですが、どんな薬なのかを知っていれば、「この患者さんにこの薬はいるのか」と考えることができます!

新人看護師で一番多いことは、先輩看護師が言ったことをただただ行うように、配薬を業務のように行っているところです。
薬を与えることだけが仕事なのではなく、この薬が間違っているかもしれないことを気づくために看護師が配薬をしています。

ただ間違えたことをインシデントレポートに書き、もう間違いませんと誓うのではなく、心構えとして、自分はどのような配薬ミスを起こしやすいのか、どの時間帯には余裕が無いのかなど、注意深く考えておいたほうが良いですよ!

「最初から失敗しない人などいません!」

 

<点滴>

・輸液過剰投与
 ・利き腕に投与
 ・投与を忘れてしまった(抗生剤やステロイド、時間指定のもの)
 ・血管を外してしまい、輸液が漏れてしまった

新人看護師であればこのようなインシデントを起こしたことはありませんか。
点滴は覚えれば出来るようなものではありません。もちろん中堅看護師でも点滴は得意な方、不得意な方がいます。
患者さんにとっては点滴は100%できるようなものと認識しているかも知れませんが、経験が少ない新人看護師で100%成功できる方は少ないです。

なぜベテランの看護師が点滴でミスをしないのかというと、今まで沢山の失敗を経験し、次回失敗しないようにイメージトレーニングや練習を繰り返し行ったからです。

この輸液を投与する意味、なぜ利き腕に投与しないのかをまず理解し、何度も失敗を恐れずに、やり続けることで自信を付けられるようになります。

※ポイント
何度も練習をする
点滴をする意味を理解する
→自分に自信を持つことが出来る

   
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