現在日本人の4人に1人が苦しめられているというスギ花粉症。
国民病とも言われるスギ花粉症の新しい治療法を紹介します。
国民病とも言われるスギ花粉症の新しい治療法を紹介します。
舌下免疫療法とは
舌下免疫療法は、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を含むエキスを舌の下に投与し、体内に吸収させる方法です。この投与を継続的に行うことで症状を軽減させていきます。
とても画期的なんです!
今までは、アレルゲン免疫療法と言えば、皮下注射によるものが主体でした。
これは、その都度通院しなければいけない負担も大きいですし、痛みを伴うものでした。
今までは、アレルゲン免疫療法と言えば、皮下注射によるものが主体でした。
これは、その都度通院しなければいけない負担も大きいですし、痛みを伴うものでした。
保険適応は12歳以上で、3~5年の長期間の治療が必要になります。
津市にある「ゆたクリニック」院長によると、治療をした人のうち、約2割が治り、約3割が花粉症の薬の使用が激減。
2~3割が以前よりも症状が軽快したとの自覚があったとのこと。
しかし、1~2割の人には残念ながら効果がなかったそうです。
津市にある「ゆたクリニック」院長によると、治療をした人のうち、約2割が治り、約3割が花粉症の薬の使用が激減。
2~3割が以前よりも症状が軽快したとの自覚があったとのこと。
しかし、1~2割の人には残念ながら効果がなかったそうです。
鼻アレルギー診療ガイドラインでも、免疫療法は「効果が認められる」と記載され、日本のスギ花粉症については、およそ70%の有効率。
対象となる患者は、重症度によらず全てという位置づけになっています。
対象となる患者は、重症度によらず全てという位置づけになっています。
注意点
スギ花粉に続き、ダニのアレルギー性鼻炎の舌下免疫療法役が2種ダニの類、11月~12月にかけて発売されています。
ダニの薬は錠剤タイプになりますが、スギ花粉とダニの舌下免疫療法の薬を同時に使用することは推奨されていません。
ダニの薬は錠剤タイプになりますが、スギ花粉とダニの舌下免疫療法の薬を同時に使用することは推奨されていません。
ただし、全ての人がこの治療を受けられるわけではなく、必ず医師の指示が必要になります。
そして、前述の通り、すべての人に効果があるわけではありません。
副作用は、口腔内が腫れたり、掻痒感が出たりすることもありますが、多くは軽度で持続時間が短いものであり、続けていくと症状が出現しなくなってくるそうです。
そして、前述の通り、すべての人に効果があるわけではありません。
副作用は、口腔内が腫れたり、掻痒感が出たりすることもありますが、多くは軽度で持続時間が短いものであり、続けていくと症状が出現しなくなってくるそうです。
一方で、海外では、アナフィラキシー症状の出現がごくまれにあるとのこと。
舌下免疫療法は、アレルギーの原因物質を服用するこなので、副反応が出ることは当然あります。
安全性をフォローしていける医療機関で進めていく治療法であることを念頭に置きたいですね。
舌下免疫療法は、アレルギーの原因物質を服用するこなので、副反応が出ることは当然あります。
安全性をフォローしていける医療機関で進めていく治療法であることを念頭に置きたいですね。
治療開始時期
舌下免疫療法を、今すぐ始めたい!と思っても、安全性の観点から開始できる時期には限りがあります。
効果がでるまでに3ヵ月程度必要ですので、1年目に効果を期待するには11月中旬までには開始したいです。花粉飛散が終了して落ち着かないと開始できないため、スギとヒノキの花粉飛散が終わって1ヵ月程度経過した5月末頃まで開始できません。
治療開始は6月から11月中旬までが理想的で、遅くとも12月末までとなります。
花粉飛散が始まる直前に治療を開始すると効果がでないだけでなく、安全性にも問題があります。
via www.sms.or.jp
長い期間毎日薬を使うのは少し面倒ですが、これで毎年の症状が緩和されるのであれば興味がある方がたくさんいるのではと思います。
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免疫療法で、あまりの改善に「人生が変わった」と言う方もいます。