認定看護師は、専門看護師と同様、看護師のキャリアアップの方法の1つです。
専門看護師との違いなど、難しいですよね。
専門看護師との違いなど、難しいですよね。
via www.photo-ac.com
専門看護師との違いは?
専門看護師は11分野、認定看護師は21分野となっていて、認定看護師の方が分野が細かくなっていています。
両者を比較すると、認定看護師のほうが分野が細分化されており、より臨床に近く、専門看護師は卓越した実践に加えて、看護職以外の職種も含めた相談や教育、医療チームメンバーの調整、倫理的な問題の調整、研究能力などが求められてることがお分かりいただけるかと思います。ただし、実際の仕事内容は専門看護師、認定看護師共に医療施設・個人ごとに様々です。
認定看護師って?
認定看護師制度は、特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践のできる認定看護師を社会に送り出すことにより、看護現場における看護ケアの広がりと質の向上をはかることを目的としています。
認定看護師とは、本会認定看護師認定審査に合格し、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することが認められた者をいいます。
役割
認定看護師は特定の看護分野において、以下の3つの役割を果たします。
個人、家族及び集団に対して、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する。(実践)
看護実践を通して看護職に対し指導を行う。(指導)
看護職に対しコンサルテーションを行う。(相談)
専門看護師は、実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究の6つが役割とされているので、役割にも違いがありますね。
どんな専門分野があるの?
前述した通り、特定されている分野は21あります。(2010年2月現在)
●救急看護
●皮膚・排泄ケア
●集中ケア
●緩和ケア
●がん化学療法看護
●がん性疼痛看護
●訪問看護
●感染管理
●糖尿病看護
●不妊症看護
●新生児集中ケア
●透析看護
●手術看護
●乳がん看護
●摂食・嚥下障害看護
●小児救急看護
●認知症看護
●脳卒中リハビリテーション看護
●がん放射線療法看護
●慢性呼吸器疾患看護
●慢性心不全看護
●救急看護
●皮膚・排泄ケア
●集中ケア
●緩和ケア
●がん化学療法看護
●がん性疼痛看護
●訪問看護
●感染管理
●糖尿病看護
●不妊症看護
●新生児集中ケア
●透析看護
●手術看護
●乳がん看護
●摂食・嚥下障害看護
●小児救急看護
●認知症看護
●脳卒中リハビリテーション看護
●がん放射線療法看護
●慢性呼吸器疾患看護
●慢性心不全看護
ちなみに、東京都の専門分野別の登録者数は以下の通りです。
●救急看護:63件
●皮膚・排泄ケア:189件
●集中ケア:119件
●緩和ケア:138件
●がん化学療法看護:116件
●がん性疼痛看護:75件
●訪問看護:66件
●感染管理:194件
●糖尿病看護:84件
●不妊症看護:18件
●新生児集中ケア:35件
●透析看護:24件
●手術看護:41件
●乳がん看護:30件
●摂食・嚥下障害看護:56件
●小児救急看護:30件
●認知症看護:62件
●脳卒中リハビリテーション看護:41件
●がん放射線療法看護:7件
●慢性呼吸器疾患看護:15件
●慢性心不全看護:21件
皮膚・排泄ケアには、褥瘡の創傷管理が含まれています。
病棟でも褥瘡ケアは大切なので、登録者数も多いですね。
●救急看護:63件
●皮膚・排泄ケア:189件
●集中ケア:119件
●緩和ケア:138件
●がん化学療法看護:116件
●がん性疼痛看護:75件
●訪問看護:66件
●感染管理:194件
●糖尿病看護:84件
●不妊症看護:18件
●新生児集中ケア:35件
●透析看護:24件
●手術看護:41件
●乳がん看護:30件
●摂食・嚥下障害看護:56件
●小児救急看護:30件
●認知症看護:62件
●脳卒中リハビリテーション看護:41件
●がん放射線療法看護:7件
●慢性呼吸器疾患看護:15件
●慢性心不全看護:21件
皮膚・排泄ケアには、褥瘡の創傷管理が含まれています。
病棟でも褥瘡ケアは大切なので、登録者数も多いですね。
認定看護師になるには?
まず下記のことが必要になります。これは専門看護師と同じですね。
●日本の看護師免許を所有している
●看護師免許取得後、実務研修が通算5年以上あること(うち3年以上は認定看護分野の実務研修)
さらに、
●認定看護師教育機関(課程)修了(6か月・615時間以上)
その後、
●認定審査(筆記試験) を受け、
●認定看護師認定証交付・登録
という流れになります。
申請方法と認定審査の詳細は、以下の通りです。
●日本の看護師免許を所有している
●看護師免許取得後、実務研修が通算5年以上あること(うち3年以上は認定看護分野の実務研修)
さらに、
●認定看護師教育機関(課程)修了(6か月・615時間以上)
その後、
●認定審査(筆記試験) を受け、
●認定看護師認定証交付・登録
という流れになります。
申請方法と認定審査の詳細は、以下の通りです。
申請方法
次の3つの手続きを全て行う。
WEB申請『資格認定制度 審査・申請システム』
審査料振込:50,760円(税込)
※消費税率8%への引き上げに伴い、2015年度の審査より上記金額に変更いたします。
申請書類提出
審査方法
筆記試験(マークシート方式・四肢択一)100分
出題方式 出題数 配点 出題範囲
問題1:客観式一般問題 20問 50点
共通科目を含めた各認定看護分野の教育基準カリキュラム
問題2:客観式状況設定問題 20問 100点
計 40問 150点
登録後は?
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登録後は、専門看護師と同様に、5年毎に更新が必要になります。
更新審査
認定看護師のレベル保持のため、認定更新制を施行しています。認定後5年ごとに更新審査を実施しています。
更新審査受験資格
日本国の看護師免許を有すること。
申請時において、認定看護師であること。
申請時において、過去5年間に下記の看護実践と自己研鑚の実績があること。
看護実践時間が2,000時間以上に達していること。
制度委員会で定めた学会及び研究会等への参加や発表、または雑誌発表等自己研鑽の実績が規定の内容で50点以上に達していること。
費用は?
認定看護師取得にかかる費用は約200万と言われています。
その内訳は以下のようになっているそうです。
その内訳は以下のようになっているそうです。
via kango.919.co.jp
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勤務している病院によって、研修中の扱いや給与などは異なるようです。
ご自身の病院の制度を確認してみてください。
その他に、日本看護協会から奨学金をもらえることもあるようです。
奨学金を利用するのも一つの手かもしれませんね。
ご自身の病院の制度を確認してみてください。
その他に、日本看護協会から奨学金をもらえることもあるようです。
奨学金を利用するのも一つの手かもしれませんね。
最後に
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