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胃瘻カテーテルの種類とバルーン型カテーテル交換手順

胃瘻カテーテルの種類とバルーン型カテーテル交換手順

胃瘻カテーテルの種類と特徴、 バルーン型カテーテル交換の注意点を確認しましょう。

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胃から直接栄養を摂取するための胃瘻。
胃瘻カテーテルの種類とそれぞれの特徴、
在宅で交換できるバルーン型カテーテルの
交換手順と注意点についても知っておきましょう。

胃瘻とは?胃瘻を行うメリットとデメリット

胃瘻とは、経口での栄養摂取が難しい患者さんが、
直接胃から栄養を摂取するための方法です。
進行した認知症の患者さんや麻痺、
高次機能障害などがある患者さんに対して行います。

また、胃瘻により、胃や腸を使うことで
免疫力の低下によって起こる感染症などの
リスクを減らす効果が期待できるとされています。

一方、患者さんの状態によっては胃瘻造設できない場合や、
カテーテルを造設した皮膚周辺のトラブルが起こる場合もあります。
胃瘻カテーテルの種類によっては
1か月に1回程度交換する必要があり、
カテーテル洗浄など介護者による適切なケアも必要です。

胃瘻カテーテルの種類と特徴

胃内部の形状

■バンパー型
6か月に1回程度、通院での交換が必要です。
造設してしまえばカテーテルが抜ける心配はありません。
交換による患者さんの負担がやや大きいのがデメリットです。

■バルーン型(風船型)
ケアしやすいのがメリットです。
1か月に1回程度カテーテルの交換が必要ですが、
訪問医による在宅での交換が可能です。
まれにバルーンが抜けてしまう場合もあります。
日常的にバルーン水の管理が必要です。

体外の形状

■チューブ型
栄養チューブとの接続は簡単ですが、
自分でチューブを引き抜いてしまう患者さんには向きません。

■ボタン型
逆流防止弁がついています。チューブとの接続はやや面倒です。

胃瘻カテーテルにはこれらを組み合わせた
・バンパー型チューブ、
・バンパー型ボタン、
・バルーン型チューブ、
・バルーン型ボタン
の4種類があり、
患者さんの状態により適切な胃瘻カテーテルを
選択することになります。

バルーンカテーテルの交換手順と注意点

バルーン型胃瘻カテーテル交換の介助

①瘻孔に潤滑剤を塗り、交換前のカテーテルを回転させ、
 潤滑剤をカテーテルと瘻孔になじませる。

②交換用ロッドをカテーテルから胃内に挿入。

③バルーン内に残っている固定水を抜き取る。

④医師が古いカテーテルを引き抜く間、
 交換用ロッドが動かないよう看護師がしっかりと
 保持しておく。

⑤ゆっくりと新しいカテーテルを挿入する。

⑥減菌精製水をバルーンに注入。
バルーンカテーテルの交換時に気をつけることは、
腹腔内の誤挿入です。
カテーテルの交換は医師が行いますが、
もし誤挿入があればすぐに気付けるよう、
バイタルサインの変化や出血の有無、
カテーテル周辺の皮膚変化などがないか観察しましょう。

患者本人の状態や取り扱いやすさなどを考慮して
カテーテルのサイズや種類を変えることもあります。
さまざまなメーカーのカテーテルがあるので、
患者さんへの取り扱い指導も行えるよう、
それぞれの扱い方やポイントなどについても知っておきましょう。
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