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転倒・転落を予防するための看護計画

転倒・転落を予防するための看護計画

転倒・転落の危険因子とアセスメント、 予防のための看護計画について知っておきましょう。

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転倒・転落の恐れがある患者さんの看護計画を立案する際は、まず危険因子を知っておく
ことが大切です。
アセスメントスコアシートを使ったチェックで危険因子を点数化し、転倒・転落予防へ繋
げましょう。

転倒・転落を引き起こす主な原因とは?

患者さんの転倒・転落事故を防ぐためには、まず転倒・転落の“危険因子”を知らなくてはなりません。
ほとんどの危険因子は「内的要因」と「外的要因」に分類することができます。
ここでは、危険因子となる主な原因について確認しましょう。

≪外的要因:身体的機能の低下≫

身体的機能部分で想定される要因として、運動能力や筋力が低下している、視覚や聴覚の障害・能力低下といったことが挙げられます。
加齢や病気によるものなど、これらの要因が発生する原因は多々あります。

・年齢が65歳以上
・足腰の筋力低下や麻痺、関節異常などがある

≪外的要因:既往の疾患≫

既往の疾患によるものも要因の一つとなります。
過去に転倒・転落があった、突発的な目眩・発作・失神、骨や関節の異常といった既往の疾患がある場合、転倒・転落リスクは高まります。

・転倒、転落したことがある
・めまいや視力・聴力障害がある
・痴呆や精神状態、意識障害の有無

≪外的要因:活動の制限≫

患者さんの容態によって活動に制限が加えられている場合でも、転倒・転落の危険因子になり得ます。
車椅子や杖を使用している、歩行の際に介助が必要、点滴や酸素装置を使用している、膀胱留置カテーテル・ドレーン類の装着等による行動制限が当てはまります。

・排泄の状態
・補助具、車いすの使用などの有無

≪外的要因:環境設備≫

患者さん本人以外にも、環境設備が原因となることもありえます。
ベッドの高さや落下防止柵の位置が不適切、床や階段が滑りやすい材質を使っている、清掃後に床が水濡れ状態になっている…等が想定されます。

上記以外にも転室や転院したことによる新しい設備への不慣れといった、想定しにくい要因も考えられます。

≪外的要因:薬剤の服用≫

疾患の治療の為に薬剤を服用しており、その副作用によって転倒・転落が発生することがあります。(鎮静剤、不眠改善の為の睡眠薬、筋弛緩剤、向精神薬等の薬剤の影響)

・睡眠安定剤や抗精神薬、高圧利尿剤など薬剤の使用の有無

≪内的要因:精神的機能の低下≫

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