infy [インフィ]

知っておこう!看護師資格をはく奪される「行政処分」について

知っておこう!看護師資格をはく奪される「行政処分」について

看護師が刑事処罰を受けたときに下される「行政処分」について説明します。

| 3,995views
お気に入り追加 0
看護師が刑事処罰を受けたとき、厚生労働大臣によって
免許取り消しや業務停止などの命令がなされることを
「行政処分」と呼びます。

どのようなケースが行政処分の対象となるのかを説明します。

看護師の行政処分とは何か

行政処分とは、看護師が罰金以上の刑に処される、
簡単にいうと犯罪行為をおかしたときに厚生労働大臣によって
「免許取り消し」「業務停止」「戒告」といった命令が下されることです。

要するに、厚生労働省が「この人は看護師としてふさわしくない」と
判断した結果ということになります。

行政処分に至らないと判断された場合は、「行政指導(厳重注意)」と
なる場合もあります。

毎年、20名ほどの看護師が行政処分を受けているというのが現状です。

行政処分の対象となるケースの例

行政処分の対象となるケースには、たとえば次のようなものがあります。

・殺人、殺人未遂
・傷害
・違法薬物の所持、売買
・危険運転致死傷(飲酒運転など)
・業務上過失致死傷(医療過誤など)
・不法な医療行為
・わいせつ行為
・窃盗

特に、看護師という立場を利用し患者に対して
暴力やわいせつ行為などをすることについては重い処分が下されます。

また、医療過誤に対する行政処分は増加傾向にあります。
医療過誤を起こして業務停止になった看護師の約7割が
業務停止解除のあとに職場に復帰しています。"

行政処分者に対する再教育制度

行政処分を受けた看護師については、改めて適切な教育をほどこし、
看護師としての自覚を再度促し、業務停止中の技術の低下を防ぐ
必要があります。

そのため、2008年4月1日から、行政処分を受けた看護師に対する
再教育制度が始めりました。

再教育の内容は、処分の重さにもよりますが
最も軽い戒告の場合は集合研修1日程度です。
業務停止2年以上の場合は集合研修2日に加えて
120時間の個別研修を受けることが求められています。

行政処分者に対する再教育は、安全な医療を提供するために
必要な制度ですが、一方で現場の負担が大きいため
指導者の不足や、それにより行政処分を受けた看護師が
再教育が受けられないという問題が起きています。
看護師が行政処分を受けることになれば、
免許取り消しや業務停止といった措置により働けなくなります。
それに信用も失うことになってしまいます。

看護師として働き続けるためにも、普段の行動には注意しましょう。
11 件

関連するまとめ

氏名が変わったら必要な看護師免許の変更手続きの方法と注意点

氏名が変わったら必要な看護師免許の変更手続きの方法と注意点

| 4,196views
あこがれの看護師 看護師免許を手にするまでの道のりは

あこがれの看護師 看護師免許を手にするまでの道のりは

| 4,072views
どんな時に更新するの? 看護師の免許更新が必要なケース

どんな時に更新するの? 看護師の免許更新が必要なケース

| 545views
こんなにあるんだ! 看護師がステップアップできる免許って?

こんなにあるんだ! 看護師がステップアップできる免許って?

| 1,087views
今さら聞けない!看護師免許の違いとは?取得後のステップアップは?

今さら聞けない!看護師免許の違いとは?取得後のステップアップは?

| 1,095views

このまとめのキーワード