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看護師の教育!プリセプターの仕事について!!

看護師の教育!プリセプターの仕事について!!

病院での経験が3~4年目になると、新人看護師から卒業し、いよいよプリセプターデビューですね。ところでプリセプターって何をすればいいのかわからない、この前まで新人看護師だったのに指導できる自信がない、など、いまひとつプリセプター制度について理解していない方もいると思います。そこで、プリセプターの役割やメリット、プリセプターの抱える悩みや新人看護師教育のポイントなどについて書いていきたいと思いますので、少しでもプリセプター制度について理解していただけると嬉しいです。

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プリセプター制度とは?

新人看護師を指導する看護師のイラスト🎨【フリー素材】|看護roo![カンゴルー]

まず、プリセプター制度とは一体何なのでしょうか?

看護師として働き、大体3~4年目でしょうか。病棟での仕事をある程度ひとり立ちして出来るようになったら、プリセプターという大きな仕事がやってきます。自身の新人看護師時代に先輩看護師がプリセプターとしてマンツーマンで指導をしてくれたと思います。

なんとなく、新人指導係のようなイメージはあっても、その詳細についてはよく分からない方もいると思います。

ではプリセプターの仕事内容とは一体どういうものなのか説明していきます。

マンツーマンでの指導

プリセプターの仕事内容としては、大きく2つに分けられるのですが、そのうちの1つは、プリセプター(先輩看護師)が、プリセプティ(新人看護師)に対し、マンツーマンで看護業務の指導を行うことです。

基本的に新人看護師には、プリセプターだけでなく、病棟の看護師が皆で関わりながら看護業務の指導を行っていくのですが、プリセプターは最も新人看護師と密に関わり、新人看護師の看護業務に対する理解度と実践状況を日々確認し、共に振り返りを行いながら成長していくという目的があります。

新人看護師といっても個人個人で成長のスピードは異なっており、担当の新人看護師に合わせた教育方法を見つけながら指導を行っていく必要があります。

新人看護師の相談相手になる

プリセプターの仕事内容としてもうひとつ重要なものがあります。
それは、新人看護師の仕事に対する悩みについて相談に乗り、看護業務面だけではなく、精神面でのサポートを行なっていくことです。

新人看護師は、ついこの前まで看護学生だったという方がほとんどです。
今回の部署が新人看護師として初めての職場であり、勤務先の病棟に自分が馴染むことができるのか、仕事をやっていけるのか、などたくさんの不安を抱えており、とてもナイーブな状態になっています。

その緊張ガチガチな新人看護師の肩の力を少しでも抜いてあげる役割もプリセプターの仕事の1つです。

プリセプターになる自信がない?

新人看護師を指導する看護師のイラスト🎨【フリー素材】|看護roo![カンゴルー]

先に述べたように新人看護師の看護業務面の指導、精神面のサポートをするというのはそんなに簡単なものではありません。

ましてやこの前まで自分自身も新人看護師として働いていたのに、プリセプターの仕事など自分に務まるのかと思っている方も多いと思います。

実際に、現役看護師の約80%はプリセプターの仕事に対し、「どう教えていいか分からない」「コミュニケーションスキルに自信がない」「看護知識やスキルが不足している」などの理由で悩んでいます。

「プリセプターなんてもっと先輩がすればいいのに」と思うかもしれませんが、このプリセプターという仕事は3、4年目あたりの看護師が務めることがベストなのです。

プリセプター制度というのは、新人看護師の成長だけでなく、指導する側である看護師の成長も目的としています。

また、プリセプターとして選ばれる看護師は新人看護師との年齢も近く、中堅看護師と比べると看護師経験もまだ浅いので、自分が新人看護師のときに抱えていた悩みも記憶として鮮明であり、新人看護師と共に仕事上での悩みを共有しやすいですし、新人看護師も年齢が近い看護師のほうが話をしやすいものです。

中堅やベテラン看護師ではなく、プリセプターに選ばれる看護師だからこそできる新人教育の形というものも存在するのです。

プリセプターの仕事は決して楽ではないですが、やりがいはあり、プリセプターを経験することで、自分自身も様々なものを身に付けることが出来ます。

では具体的に、プリセプターをすることでどんなメリットがあるのか?
次はプリセプターのメリットについて説明していきます。

プリセプターになるメリット

指でOKサインを出している看護師のイラスト※上半身のみ🎨【フリー素材】|看護roo![カンゴルー]

プリセプターを経験することで、看護師は様々なことを身に付けることができると言いました。では、一体プリセプターを経験することでどんなメリットがあるのか?実際にプリセプターを体験し、新人看護師の指導を行なっていくこと、それがどういうことなのか考えてみましょう。

初心をもって仕事していますか?

新人看護師とともに看護ケアを行い、それを指導するのですから自分自身の看護ケアをもう一度見直す機会になりますね。

就職して大体3~4年目あたりになると、少しずつ日頃の看護業務に慣れ、仕事の要領を掴んでくる頃だと思います。

それに伴い、仕事に対する丁寧さや危機感が薄れてきたり、マニュアルに沿ってではなく、自分流に解釈して看護ケアを実施してしまいがちになる時期です。

しかし、新人看護師の指導はそうはいきません。必ず、病院の指導マニュアルのもと教育を行っていく必要があり、新人看護師にきちんとした基盤を作ってあげる必要があります。

基礎の復習になる

何に対しても基礎というのは大事なことであり、基礎が疎かだともちろん応用なんてできません。

その基礎の部分を新人看護師の教育を通すことでもう一度振り返ってみましょう。意外と、自分が忘れていることも多く決して無駄にはなりません。

自身の看護の視野が広がる

基礎をもう一度新人看護師と復習することで、今まで自分自身が身につけたものとの応用力がつきます。

それがどういうことかといいますと、さらにレベルの高い看護ケアや看護展開が可能になるという事です。

あなたは次のステージにステップアップし、自身の看護観が広がり、より広い視野で普段の仕事をできるようになります。

今後の教育のためになる

また、今回プリセプターという仕事を経験することで、初めて「新人指導」というものに触れると思います。

あなたが中堅看護師あたりになった時に、ゆくゆくは教育係や学生指導係といった役割を担う時期がきっと来ます。

その時に、プリセプターとしての新人指導の経験が必ず活かされます。
プリセプターを経験するということは、業務が増える、忙しいといったデメリットの部分もあるかもしれませんが、プリセプターを経験していない看護師と比べ、とても大きな見返りがあり、将来の自分自身の能力向上に必ず繋がります。

新人看護師指導のポイント

指でOKサインを出している看護師のイラスト※上半身のみ🎨【フリー素材】|看護roo![カンゴルー]

プリセプターとは、新人看護師にとって特別な存在になります。
あなたも自分のプリセプターに対し特別な想いがあるのではないでしょうか?

自分が今の部署に入職した時を思い出してください。緊張感のある現場でなんとも言えない不安だらけだったと思います。

その不安だらけの新人看護師を優しく指導してくれたプリセプターと出会えたでしょうか?

プリセプターは新人看護師の鏡

プリセプターが新人看護師に行う教育は、教育を受けた看護師の中にずっと残っています。
仮に、間違った教育をした場合、その新人看護師は将来、次の新人看護師に同じような指導をしてしまいます。

そのため、プリセプターは新人看護師に正確で丁寧な教育を行なっていく必要があり、それを身につけ実践してもらう必要があります。

言うのは簡単ですが、実際に経験するととても難しいのです。

性格の不一致はよくあること!?

新人看護師は皆それぞれ成長のスピードは異なりますし、もちろん性格も違います。
もしかしたら自分とは性格が合わない新人看護師の指導にあたることもあるかもしれません。

そこで「私性格が合わないから無理」とはいきませんよね?
私達は看護師です。新人看護師ではなく、患者に例えてみましょう。

普段関わる患者の中にも、自分とは性格が合わない方ももちろんいますよね?
ではそこで、「あの人とは合わないから診たくない」というわけにはいかないでしょう?

そういうときは、どうしたらこの患者に言いたいことが伝わるのか、どういう風に話しかけたら心を開けるのかなど、色々と考えるはずです。

新人教育もそれと同じようなものです。なかなか自分の言いたいことが伝わらない。
じゃあ、どうしたら伝わるのか。

新人看護師の個別性を考慮して指導方法や言葉の選び方というものを考えていかなければなりません。

最初からうまくいくとは限りません。
そこは試行錯誤して、先輩看護師に相談するなどして対応していく必要があります。

具体的な指導が大事

教育相手はもちろん新人看護師ですから、仕事でのミスは多く、叱るべき場面もあると思います。

しかし、新人看護師を一方的に叱り倒すだけではあまり効果がありません。
どうする必要があるかと言いますと、新人看護師とともにミスをした内容を一緒に振り返り、「結果としてミスにはなったが、ここは良かった。しかし、ここでは確認が足りなかったね」など、具体的に良かった部分とダメな部分を評価してあげる必要があります。

自分自身に置き換えた時に、一方的に叱られるよりも、良かった部分と悪かった部分が分かるように説明してもらったほうがわかりやすくありませんか?

そして、出来ないなりにも新人看護師にも言い分があるかもしれません。
そこも聞いてあげてからアドバイスをしていくほうが、これからの成長に繋がります。

もしも一方的に叱るだけでは、「あの看護師は私が嫌いだから叱るんだ」などのように捉えられることがあり、こちらの真意が伝わりにくい上に、新人看護師が、プリセプターに対して心を閉ざしてします原因になりかねないのです。
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