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「これを見れば丸わかり!介護士の給料事情と今後の動向」

「これを見れば丸わかり!介護士の給料事情と今後の動向」

高齢化社会と言われている日本では介護の現場で人手が不足していることが深刻な問題になっています。介護現場を支えている介護士の仕事の内容や給料事情はどのようなものなのでしょうか?今回は介護士として働こうと考えている方にぜひおすすめの記事です♪

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【介護士の仕事内容】

介護士は主にどのようなことを仕事内容としているのでしょうか。ご紹介します。

《身体の介護》

介護現場では身体の介護を行うことが日常的で、要介護者が必要としている介護の一つとなっています。
朝晩などに着替えること・入浴・食事・排泄の介助は身体が不自由な要介護者にとって一人で行えないことが多いです。

「食事介助」は自ら食事ができない要介護者に対してその人が食べられる介護食を提供することで食べることの喜びを得てもらえます。
噛むことや飲み込むことは年と共に次第に衰えてしまうものですが、食べることによって五感が刺激される効果があるので良いとされています。

「排泄介助」は回数が要介護者によっても違うので、常に介護士が気を配ることが必要です。
排泄をサポートしてもらうこと自体が要介護者にとって「恥ずかしい」「見られたくない」といったストレスになることもあります。
日頃から家族と同じような信頼関係を結んでいることが要介護者にストレスを感じさせないために大切と言えます。

「入浴介助」はまずは水温をチェックし熱すぎず冷たすぎないかを確認します。
そして浴室は滑りやすいつくりになっているので要介護者が怪我をしないように注意を払って行わなければならない仕事です。
入浴介助は要介護者の身体をもちあげて着替えさせたり、起こしたりする必要があるので他の介助と比べても体力が必要と言えるでしょう。
体が不自由なために一人でベッドから起き上がることや立ち上がることが出来ない要介護者もいるのです。
体を持ち上げることや抱きかかえることでサポートを行い、要介護者が少しでも快適な生活を送れるように心がけます。
大人の要介護者の場合は体が大きく体重も重いため、体力が必要とされます。

《生活の援助》

ご飯を調理することや食事の準備・床の掃除・片づけ・洗濯・買い物など要介護者が快適な生活を送るために介護士は生活面でもサポートします。
部屋が散らかっていては歩行が困難になりますし、買い物に行かなければ食事を用意することが出来ません。
在宅・訪問介護の場合は一人で生活することが困難である割合が高く、介護士のサポートが必要になります。
介護を行う時間もあらかじめ決まっているので要介護者によって、何を求めているのか環境をチェックして行動します。

《相談支援》

介護を行う家族に対して要介護者が食べやすいと感じる「介護食」を作る方法や体の持ち上げ方や移動方法、身体の拭き方などを丁寧にアドバイスします。
介護が初めての家族にとって介護におけるわからないことに対しては不安な気持ちでいっぱいです。

近年は高齢化社会なので介護している家族も高齢であることが珍しくありません。
そのため体力的にきつく、気力が持たないで介護に対して嫌な気持ちになってしまうこともあります。
介護士はそんな家族の立場や気持ちに優しく寄り添い、アドバイスすることで家族を安心させる役割もあるのです。

また、介護器具の使い方や自宅で介護をしている時に気を付けてほしい点なども伝えます。
その際には自宅の広さや間取り、家族にかかってしまう負担を計算して各家庭に無理のないアドバイスを行うことが大切です。

《メンタルケア》

要介護者の心のケアを行うのも介護士の仕事の一つです。
自宅内であまり体を動かさないでいると体・心にストレスが溜まってしまうことがあります。
介護士が要介護者の話し相手になったり、地域の交流に参加することで心に安心や刺激を与えられます。
要介護者に対して集団でのレクリエーションを行うことも介護士の仕事です。

要介護者それぞれ動かせる体の範囲や程度は違っているので、適切なゲーム・運動を取り入れ、筋肉を衰えないようにしたり体の機能が回復するようにします。
工作や歌を歌う事、風船を使ってゲームをなど、参加者たちが楽しめるように考えます。
自分が動かせる体を使って一緒にいる人たちと協力し合えるのは楽しいことですし、新しく知り合いが出来ることはいくつになっても嬉しいですよね。

交流することによって家族や介護士以外の人と会話する機会も得られます。
要介護者にとって新しい刺激となるので心の健康を保つためにも良い方法とされています。

【介護士の年収事情】

介護士の年収や月収を詳しくご紹介します。

《200万〜300万台が平均》

20代後半~30代にかけて平均年収が200~300万円台であることが多いようです。

《月給に換算すると・・・》

月給は16~20万円で、手取り金額はこれよりもさらに少ないでしょう。

《これって高いの?》

日本の平均年収が20代後半からは300万円前後となっているので比較すると少ない印象があります。
男性の場合は380万円前後と女性よりも高いです。

【なぜ給料が低いままなのか?】

介護士の給料は低いことで知られていますが、どうしてそのような状況に陥っているのでしょうか?

《介護報酬自体が低いから》

まず、「介護報酬」とは介護サービスを提供している事業者が要介護者に介護を行った場合に対価として払ってもらえるサービスの費用のことを指しています。
介護報酬は介護のサービスによって決められており、サービスの提供においてかかる費用・事業者の提供する体制・要介護者の状況に応じて増減されます。
以上の介護報酬に関しての決まりは厚生労働省が取り決めています。

介護報酬に関しては介護保険法によって国がその金額をあらかじめ決めています。
国で決められている金額のために事業所は自らのサービス費用の金額を設定できることができなくなってしまっているのです。
更に追い打ちをかけるように、平成27年度の改正において介護報酬が引き下げられることが検討されているのです。
介護業界全体がお金がない状態なので、介護職員の給料も必然的に安くなってしまう悪循環があります。

《看護師との給料の差》

介護保険法という法律が出来る前までは医療の分野に属していました。
そのため高齢者が介護を必要としていても、病院にて医師と看護師が代わる代わる見ているような状況でした。
しかし、介護が必要な高齢者の数がどんどん増えてきて、介護を医療の分野に属したままでは医療費がかかりすぎてしまうと危ぶまれました。
その経緯から高齢者に介護をすることと医療の分野を分けるようになりました。
今では看護師と介護士の給料の差は勤務地にもよりますが10万円以上にもおよぶといわれています。

《離職率の増加をたどっている》

介護職は社会で言われている3Kの職業であると言われています。
3K=キツイ・汚い・危険という3つの条件が揃っている職場であるという事です。
給料が安いことも原因で、自分が行っている労働と対価が見合っていない感じ、と続けられない人が多いのです。

介護士・ヘルパーはスキルを持っていなくても出来る仕事という考え方が根底にあります。
メリットとしては働きたい!何か仕事をしたい!と考えている人に対して良心的だと言えますが、お給料の低さと労働の大変さを考えると釣り合っていないと言わざる得ません。

介護職員の離職率は増加傾向にあり、1年未満で辞めてしまっている非正規職員・正規職員が多くいます。
割合としては離職者のうち70%程度が3年未満の勤続年数であることが分かっています。
数値から見ても働く人たちがしんどい・きついと感じていることが分かります。

介護報酬自体が低く設定されているため事業所も働いている人たちの給料をアップしたくても出来ない状態に追い込まれています。
そのため働いている人たちが給料をアップするためには資格をとることで、資格手当として基本給をアップする方法などでしか方法がありません。

【昇給に向けた厚労省の働き】

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