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うちの病院、もしかしてブラック?看護師のための労働基準法

うちの病院、もしかしてブラック?看護師のための労働基準法

超過勤務や休日出勤などに直面しがちな看護師が知っておくべき労働基準法について解説しています。

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交代勤務や夜勤が当たり前の看護師にも労働基準法が適用されることをあまり知らない方も多いと思います。

わかりやすく解説してみましたので参考にしてみてください。

そもそも労働基準法って何?

労働基準法とは、労働者の権利を保障する内容が定められた法律のことです。
例えば、1日の労働時間は8時間以内に設定しなければならない等の決まりです。
法律ですので、就業規則等よりも強い効力を持ちます。

一般企業に勤める会社員はもちろんのこと、
病院に勤める看護師も労働基準法に守られている対象です。

俗に言うブラック病院とは、勤務時間を始めとした労働条件や環境などが、
この労働基準法から逸脱した病院のことです。

次の記事で、看護師がよく直面する労働基準法上の問題について触れていきます。

看護師が直面する労働基準法上の問題

看護師の勤務環境は、2交代もしくは3交代で
厳密にこの1日8時間労働という決まりが
守られている職場はなかなかありません。

そこで採用されているのが、
変形労働時間制という制度です。
例えば1日8時間勤務を超過していたとしても、
翌日の勤務時間を減らす等して平均勤務時間が
8時間以下になれば良いというものです。
これが守られていれば労働基準法違反ではありません。

しかし変形労働時間制を採用しているにもかかわらず、
連日超過勤務が続いたりといったブラックな病院も存在します。

1週間もしくは1ヶ月単位で病院側は調整を行いますが、
正しく法律が守られているかしっかり確認する必要があります。

労働時間や条件などに不満がある場合は?

いくら労働基準法で定められていても、
暗黙の了解で違法なルールがまかりとおっている場合もあります。

看護師は場合によっては過労死するほどの過酷な仕事です。
あまりに実態が酷い場合は対処をする必要があります。
以下に対処法をご紹介します。

・労働時間や環境について上司や院長に相談する
・労働基準監督署に訴えを出して指導してもらう
・労働基準法が守られている職場に転職をする

このような対処法がありますが、
いくら違法な労働について訴えを出してもそう簡単には環境は変わりませんし、
煙たがられて立場が悪くなってしまうことすらあります。

あまりに酷い場合には、労働基準法が守られているホワイトな病院へ
転職するのが最も現実的な策であると言えます。
看護師は女性が過労死をする数少ない職業のひとつです。
交代勤務や夜勤等での身体の負担も大きいため、
自分の身を守るためにも労働基準法についてはよく把握しておきましょう。
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