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糖尿病における強化インスリン療法とは?離脱はできる?

糖尿病における強化インスリン療法とは?離脱はできる?

糖尿病における強化インスリン療法や 離脱の可能性について理解しておきましょう。

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糖尿病の治療法のひとつである強化インスリン療法。
その基本的な考え方と離脱の可能性などについて確認し、
インスリンの単位や管理などについて
指導を行えるようにしておきましょう。

糖尿病における強化インスリン療法とは?

強化インスリン療法とは、
糖尿病の患者さんが血糖を正常にコントロールするための
インスリン療法の一種です。
1日3回毎食前と就寝前にインスリンの自己注射を行います。

強化インスリン療法を行えるのは以下の場合です。
・1型糖尿病
・膵臓機能が悪化している場合
・膵臓を休ませる必要のある2型糖尿病
・妊娠中あるいは妊娠希望の場合
強化インスリン療法を早めに行うことで、
将来的に離脱を目指すこともできます。

強化インスリン療法の方法と注意点

強化インスリン療法では
血糖値のパターンをできるだけ正常な状態に近づけるため、
毎食直前に即効型インスリンまたは超即効型インスリンを
皮下注射するのがポイントです。
患者さんによっては就寝前にもインスリンを注射します。
厳密には、注射直前に血糖自己測定器で血糖値を測定し、
食事内容や運動量に応じて
注射するインスリン量を調整します。

強化インスリン療法は、
従来のインスリン療法よりも食後血糖の管理を行いやすく、
注射の管理もしやすいのがメリットです。

ただ、食事内容や注射方法により
低血糖を招く場合もあることを忘れてはなりません。
また、すべて自己管理で行うため、
看護師もインスリン量の単位数の間違いなどに注意して
指導を行うことが求められます。

強化インスリン療法からの離脱は可能?

糖尿病のインスリン療法は
一生続けなくてはならないと
誤解している患者さんも多いもの。

しかし、強化インスリン療法を始めたのが
糖尿病発症直後の患者さんの場合は、
膵臓機能の復活によって
インスリン分泌が回復することも考えられます。

また、インスリン分泌促進剤(SU薬)の
服用期間が短い場合(8年未満)も
インスリン分泌の回復が望めるため、
強化インスリン療法からの離脱を考えることが可能です。
他にも、長時間作用型インスリンを用いていない場合なども
離脱の可能性が高くなります。
強化インスリン療法では離脱できる患者さんも多いのです。
患者さんがきちんと自己管理できるよう、
看護師は適切な指導を行いましょう。
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