infy [インフィ]

2018年度の診療報酬改定で看護師の勤務形態に変化は起こる?

2018年度の診療報酬改定で看護師の勤務形態に変化は起こる?

2年ぶりの診療報酬改定で、看護師の働き方に新たな変化はあるのでしょうか。

| 6,370views
お気に入り追加 0
2018年、2年に1度の診療報酬の改定が行われます。

3年に1度改定される介護報酬と合わせると、
6年に1度の同時改定になりますが、
看護師の勤務形態にどんな影響をもたらすのか、
考えてみましょう。

なぜ2年に1度改定されるの?

無料の写真: 医師, 医療, 医学, 健康, Stetoscope, ヘルスケア - Pixabayの無料画像 - 563428

診療報酬を2年ごとに見直しているのは、
いわゆる「2025年問題」を解決するためです。

団塊の世代の方々が
75歳以上の後期高齢者に
差し掛かる年で、その数は約2,200万人。

4人に1人が75歳以上になる計算です。

医療の現場は介護や福祉と連携し、
より基盤を整えて充実させなければならず、
近い将来を見据えた急務となっています。

しかし現状のまま2025年を迎えれば、
病床数の不足や医療費の上昇は避けられず、
医療制度そのものの崩壊が危惧されているのです。

看護師の勤務形態にはどう影響するの?

無料の写真: 衛生兵, 病院, 研究室, 医療, 健康, 医師, 医学, ヘルスケア - Pixabayの無料画像 - 563423

2018年の改定では、
医療従事者の夜勤時間について、
その負担軽減のための見直しが
検討されると見られています。

2016年の診療報酬改定時には、
看護師の夜勤時間は
月に72時間を超えないようにする
「72時間ルール」にテコ入れがなされましたが、
それがどう変化し、
看護師の勤務形態に影響するのかが
注目されているのです。

2016年と2017年に、
現場サイドを含めた調査が行われ、
その調査に基づき改定が実施されます。

地域包括診療料に対応する必要がある

病院・薬・薬の袋02 | フリー素材ドットコム

地域包括診療料とは、
2016年の大幅改定により注目されている
「地域包括ケアシステム」のカギを握るもので、
糖尿病・高血圧症・脂質異常症・認知症
(2016年から新たに追加)
のうち2つ以上の疾患がある患者に対して、
主治医を決めます。

そしてすべての治療や健康管理などを、
その主治医が行うというものです。

患者さんが、住み慣れた地域で
いきいきと暮らせるように、
地域の包括的な支援や医療サービスを
提供するための、足がかりとして捉えられています。

2018年の改定でも、
地域包括診療料がさらに
見直されることは必至であり、
看護師のあり方もシステムに合わせて
対応していく必要があります。
2025年まで7年と迫る2018年。

より急ピッチで改善を目指さなければならず、
看護師の職場環境や勤務形態にも
影響を及ぼすでしょう。

いざという時柔軟に対応できるよう、
正しい知識をもって備えたいですね。
11 件

関連するまとめ

東日本大震災、熊本地震… 震災を経て変わった看護観

東日本大震災、熊本地震… 震災を経て変わった看護観

| 163views
昔のカルテは紙でした…。ベテランナースが証言!昔とココが違う

昔のカルテは紙でした…。ベテランナースが証言!昔とココが違う

| 746views
【看護師あるある】看護師になってから変化したおしゃれ事情5選

【看護師あるある】看護師になってから変化したおしゃれ事情5選

| 10,866views

このまとめのキーワード