infy [インフィ]

もう答えられる!不穏とせん妄の関係性。

もう答えられる!不穏とせん妄の関係性。

夜勤での不穏、せん妄、、恐怖とも言えますね。お願いだから、ルート抜去だけはしないでー!!と願うだけではなく、今一度冷静に見直しましょう。

| 56,255views
お気に入り追加 0
不穏患者を前にして、接し方や対応に困ってしまう場面があるのではないでしょうか。
不穏とせん妄って、「なんとなく」の理解になっていませんか?
次の夜勤に備えて、その関係性を見直しましょう♪

不穏とは、行動が過剰で落ち着かない状態のこと

「過剰な動き」「行動の増加した状態」などとされ、落ち着きがなくなったり、叫んで暴れたりする状態のことを言います。
「治療を拒否したり、ラインを抜いたりする」といった行動も見られることがあります。

<身体的苦痛やせん妄、不安が不穏を引き起こす>
不穏は様々な原因によって現れます。
その身体的苦痛の原因について、以下に述べます。
・痛み
・鎮痛薬に対する耐性、離脱症状
・低酸素血症、高炭酸ガス血症、アシドーシス
・頭蓋内損傷
・電解質異常、低血糖、尿毒症、感染症
・気胸、気管チューブの位置異常
・薬物中毒、アルコールなどの離脱症状
・循環不全
痛みが強い、息が苦しいなど強い身体的苦痛があると不穏になることはあります。
また、強度の不安によっても不穏が生じることがあります。

次に述べるせん妄も、不穏をきたす重要な原因のひとつです。

せん妄は、見当識障害などの意識障害がある状態

<せん妄では、覚醒度にムラがみられる>
不穏に似た言葉に、せん妄があります。
せん妄は「ある種の意識・認知機能障害を呈する状態」につけられた名称で、結果的に不穏を呈することが多いです。
定義には様々なことがあり、代表的なものを挙げます。
・比較的急性で、多くは一時的な、中等度あるいは軽度の意識障害(意識混濁)に様々な精神状態(幻覚や妄想など)を伴う状態
・身体疾患や中毒の結果として起こってくるところの、急性で変動する意識障害・認知機能障害

<意識障害をきたす疾患は、せん妄につながりやすい>
せん妄は意識障害の一種です。
意識障害をきたすような疾患や症状があれば、せん妄が生じやすいと言えます。
以下に意識障害をきたす疾患や症状を挙げます
・薬剤(オピオイド鎮痛薬、睡眠薬など)
・電解質異常
・低血糖
・肝機能障害
・腎機能障害
・低酸素血症
・高炭酸ガス血症など

不穏にせん妄が伴う場合と伴わない場合がある

不穏は「行動に着目」しており、せん妄は「意識に着目」している点が異なります。

不穏とせん妄は両方とも現れる場合と、どちらかが単独で現れる場合とがあります。
20 件

関連するまとめ

これで夫婦関係も改善!家事分担を「シフト制」にするメリット3選

これで夫婦関係も改善!家事分担を「シフト制」にするメリット3選

| 1,248views
看護師は30代が分岐点!?夜勤をする看護師しない看護師。

看護師は30代が分岐点!?夜勤をする看護師しない看護師。

| 979views
看護師の働き方はさまざま!夜勤なしで働くためには?

看護師の働き方はさまざま!夜勤なしで働くためには?

| 658views
看護師の仮眠は絶対必要!?実は○○に関係が...

看護師の仮眠は絶対必要!?実は○○に関係が...

| 8,748views
看護師の”夜勤72時間ルール”が適用されない病棟ってどんなとこ?

看護師の”夜勤72時間ルール”が適用されない病棟ってどんなとこ?

| 980views

このまとめのキーワード