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患者さんに説明できる?院外処方のメリット・デメリット

患者さんに説明できる?院外処方のメリット・デメリット

院外処方について、メリットとデメリットに分けて説明します。

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院外処方を利用している患者さんは、
年々増えているそうですよ。

患者さんから院外処方について質問されたとき、
きちんと説明できるように
院外処方の基礎知識を確認しておきましょう。

医科における院外処方率は7割を超えている!

院外処方は診察を受けた医療機関の薬局ではなく、
調剤薬局の薬剤師が医師の処方箋に基づいて調剤し、
患者さんに渡すというものです。

厚生労働省が医薬分業を推進していることもあり、
院外処方を利用する患者さんは増加傾向にあります。

厚労省の調べによると
平成22年に62.8%だった院外処方率は
平成26年には71.8%に上昇し、
施設別では病院よりも診療所の伸びが顕著です。

また、薬をどこで受け取るかは
原則、患者さんが自分で決められるので
院内に薬局があっても院外処方を選べます。

院外処方と院内処方のどちらにするか
迷っている患者さんから
院外処方について質問があったときは、
メリットとデメリットを整理して
説明するとよいでしょう。
医師と薬剤師がそれぞれの専門性を発揮し、
協力しあうことで
よりよい医療の提供を図ることができ、
厚生労働省においては、
医薬分業を積極的に推進しています。

かかりつけ薬局を利用できる!院外処方のメリット

医療機関を受診したときに院外処方を選び、
いつも利用するかかりつけ薬局を決めておくと
薬に対する安心感が一層、高まるといわれています。

たとえば、複数の医療機関で薬を処方されている場合、
飲み合わせの危険性などを確認するには
患者さんの詳しい情報が必要です。

かかりつけ薬局では、
「お薬手帳」だけでは把握しきれない患者さんの
体質や副作用の現れ方などを「薬歴簿」に記録し、
薬剤師が細かくチェックしたうえで調剤してくれます。

そして、かかりつけ薬局の場合、
処方に疑問があるときは処方箋を書いた医師に
薬剤師が確認してくれることもあります。

また、薬の不安や疑問があっても
「先生には相談しにくい」という患者さんは
少なくありません。
その場合も、日頃から顔を合わせている薬剤師なら
相談しやすいでしょう。

薬に関する不安をそのままにせず
薬剤師に相談して不安を軽減することは、
治療を続けるうえで大切なことですよね。
他の病院や診療所の処方と同じ薬が重複していたり、
危険な飲み合わせがある場合などや
処方内容に疑問がある場合は
薬剤師が医師に問い合わせ、
その結果、処方内容の変更や処方中止等の処置が
とられることもあります。 

院外処方箋は負担額が多い?院外処方のデメリット

院外処方を選択すると、
患者さんの負担額は院内処方よりも多くなる
といわれています。

これは、院外処方は院内処方に比べ
診療報酬が高くなるためです。
たとえば、院外処方では処方箋料が少し高くなり、
調剤基本料などの手数料も加算されます。

また、院内処方の場合、
薬の受け取りも会計も院内で済みますが、
院外処方は別の建物に行き、会計も別になるので
手間と時間がかかるのがデメリットです。
院外処方はデメリットもありますが、
かかりつけ薬局をもてるというメリットもあります。
患者さんが知りたいことは何かを考えながら、
院外処方についてわかりやすく説明しましょう。
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