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運転免許センターに看護師を配置?その役割とは・・・

運転免許センターに看護師を配置?その役割とは・・・

各地の運転免許センターに看護師を配置する動きが広まっています。看護師に求められるのはどんなこと?

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増加傾向にある高齢者の交通事故対策として、
運転免許センターに看護師を「運転適性相談員」として
配置する自治体が増えています。
看護師はどのような役割を担っているのでしょうか。

更新申請時の「質問票」に沿って申請者と面談

免許更新時には
「過去5年以内に意識を失ったことがあるか」など
5項目を質問して、1つでも該当する場合は、
職員が運転適性相談を行っています。
看護師は同席してプロの目で申請者の健康状態を見極めます。

他にも、訪れた高齢者が書類の記入に時間がかかっていたり、
行動がおぼつかない、体調が悪そう、といった状態であれば、
積極的に声をかけるなどして自主相談に応じます。
話のつじつまが合わないと感じれば認知症を疑い、
家族に連絡して対応を依頼したりもしています。

状況により免許証の自主返納を提案

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申請者に認知症やアルコール依存症などの可能性がある場合は、
医療機関への受診や運転免許証の返納などを勧めることになります。
昨年の相談件数は前年の3倍以上で、急増していることがわかります。

家族から、自主返納を勧めてほしいと相談を受けることもあり、
時間をかけて話し合い、納得してもらえるよう努めます。

交通事故件数自体は減少しているのに、
65歳以上の高齢運転者が引き起こす事故は微増しており、
その3割以上は認知機能の低下が原因とみられています。

高齢者の健康状態の確認をサポート

看護師を配置する目的は免許の返納者を増やすこと、
というわけではありませんが、
家族から言われると年寄扱いされるのを嫌がったり、
身体の衰えを認めたくないという気持ちを
感じがちな高齢者も多いはずです。
看護師という専門家と相談することで、
健康状態を冷静に振り返るきっかけになれることは
おおいに考えられるでしょう。

また、免許を返納すると、
地方在住の高齢者は特に
生活の「足」に困ることになります。
そこで自治体はバスやタクシーの
無料券が利用できるようにしたり、
宿泊施設の割引などが利用できる
「メリット制度」に取組んでいます。
認知症を疑われて、
医療機関に連れていかれるのを
嫌がる高齢者は多いと思われますが、
免許更新のためであれば抵抗なく
運転免許センターに足を運びますから、
その機会を活かして的確なアドバイスができれば、
意義は大きいですね。

看護師としては、カウンセリングの能力、
判断力を活かせる場と言えるでしょう。
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