infy [インフィ]

SNS普及で急増・・・?「身体醜形障害」の主な症状と原因

SNS普及で急増・・・?「身体醜形障害」の主な症状と原因

自分の容姿を過度に「醜い」と思ってしまう病気。実は誰にでも発症リスクがあるのです。

| 1,497views
お気に入り追加 0
皆さん、自分の顔は好きですか?
きっと好きなパーツや嫌いなパーツがあって
一概に好き・嫌いで判断できない人も
多いかと思います。
また、そもそも自分の顔なんて
メイクする時ぐらいしか見ないよ!
という人も少なくないかもしれませんね。

しかしその中で、自分の顔を
過度に「醜い」と思ってしまう病気に
悩まされている人が相当数いることは
ご存知でしょうか?

欠点に執着し、自分の容姿を「醜い」と思う

自分の顔が本当に嫌い

自分の顔が本当に嫌い

人様に見せちゃいけない顔だと思っている。
「身体醜形障害」とは、
自分の容姿を極度に嫌い
日常生活やコミュニケーションに
支障をきたす病気のことをいいます。
醜形恐怖症や醜貌恐怖症とも呼ばれ、
うつ病や強迫性障害とも密接に関わる
非常に治療の難しい病気です。

以前から芸能人の整形依存などで
この病名が挙ることがありましたが、
近年はネットの普及による情報過多や
SNS上での自撮りアップなどにより
この病気を疑って医療機関を受診する人が
増えてきているようです。

では、身体醜形障害とは
どのような症状をさすのでしょうか?

身体醜形障害の典型的な症状

鏡で”確認”していないと不安

鏡で”確認”していないと不安

好きで見ているわけじゃないんです。
鏡で確認していないと不安でどうしようもないのです。
身体醜形障害の症状は
容姿への極度のこだわり、
そして自己肯定感の低さから
常に自分の容姿に対する不安で
頭がいっぱいになってしまうものです。

具体的には、
・何時間も鏡を見続ける
・↑とは逆に極度に鏡を避ける
・外出時にもちょっとしたガラスで容姿を確認
・自分が納得する自撮りが撮れるまで
 何時間もカメラを向け続ける
・顔のパーツに異常にこだわり、整形を繰り返す
・シンメトリー(左右対称)にこだわる
・自分の容姿が大丈夫かどうか※を周りの人に訊く


(※「大丈夫かどうか」というのは
 客観的に見て問題が無いかという意味。
 基本的には「可愛い」「キレイ」
 という答えが返ってくるが、
 当人にとっては「そういうことじゃない」。
 自分以外の人にこれを訊くことの無意味さは
 ある程度理解しているケースも多い。)

そして、症状が重くなると
日常生活に支障をきたしたり
自殺を考えるようになることもあります。
自分の容姿への肯定感は
日によって若干変わります。
「今日は調子いいかな〜」と思っても
2chなどで容姿についての書き込みを見ると
急激に自分の顔が不細工に見えたりします。
このように、もともとの肯定感だけでなく
その人の置かれている環境や
突発的なトラブル・刺激などによって
大きく左右されるのも特徴です。

症状が出やすい箇所は「髪」「鼻」「肌」

印象を左右し、簡単には整形できない箇所

印象を左右し、簡単には整形できない箇所

とくに鼻周りのコンプレックスは
無理な整形で顔面総崩れとなるリスクも高く
かなり闇が深いのです。
身体醜形障害には、発症しやすいパーツ
(コンプレックスを持ちやすいパーツ)
というものがあります。
基本的には自分のボディイメージ(理想)との
ギャップが大きい部位が原因となりますが、
とくに髪・鼻・肌へのコンプレックスが
発症原因になるケースが多いようです。

ほかには一重まぶたや目頭の蒙古襞(ひだ)
鼻の下から口にかけての人中
丸いアゴや大きく張ったエラなども
コンプレックスの原因になりやすいです。
コンプレックスを消し去るために
何度も整形を繰り返す人もいますが、
ひとつ直せば別の箇所が気になってきて
気付いたら美容外科通いが当たり前になるケースも。

目なら二重まぶたや目頭切開、眼瞼下垂、
鼻なら隆鼻術(プロテーゼ)、鼻尖形成や小鼻縮小など
同じ部位の中で複数の手術を行い
修正(調整)地獄に陥る人も少なくありません。

ちなみに身体醜形障害と聞くと
”めっちゃブス”が罹る病気だと思われがちですが、
パッと見”かなり美人”な人も発症します。
見た目の理想に近づくために努力していたり
外科手術で整えたりしている人も多く
「えっ逆にどこが不満なの!?」というほどの
完璧に近い美人が自らの容姿に対して
本気で悩んでいるのです。

原因は幼少期のトラウマ?…だけじゃない。

親の影響も大きいけど

親の影響も大きいけど

自ら他人と比較することによって
症状が重くなっていくことも。
身体醜形障害が発症するきっかけは
親からの愛情不足や学校でのイジメなど
幼少期のトラウマが大きいと思われがちですが、
普段何気なく生活していて
急に発症するケースもあります。

同僚や友人と一緒に撮った写真を見て
「なんだこのブスは・・・!?」と思ったり
自撮りアプリとスマホ内蔵カメラで
出来上がる顔面が全然違っていたり
若い後輩が患者さんに人気だったりすると
急に自分の存在価値が無くなって見えたり。
発症のきっかけは日常生活に潜んでいるのです。
(年齢による容姿の劣化を極度に嫌がるケースは本当によくあります。)

この病気の発症率が一番高いのは10代と言われていますが
”いい年”になって症状に悩まされる人も多く、
患者さんの年齢層は小さな子どもから高齢者まで
幅広くいるのです。
22 件

関連するまとめ

心と身体の関係

心と身体の関係

| 169views
精神的発汗の「多汗症」の汗止め方まとめ

精神的発汗の「多汗症」の汗止め方まとめ

| 510views
周りにバレないで性病検査出来る“キット”&“治療法”まとめ

周りにバレないで性病検査出来る“キット”&“治療法”まとめ

| 298views
判断基準はどこ?看護師が労災認定を受けた事例

判断基準はどこ?看護師が労災認定を受けた事例

| 901views
そのダルさや肩こり、ほんとに疲れてるだけ?実はそれ、仮面うつ病かも

そのダルさや肩こり、ほんとに疲れてるだけ?実はそれ、仮面うつ病かも

| 3,456views

このまとめのキーワード